充放電検査装置が使われる場所

充放電検査装置とは

充放電検査装置

充放電検査とは、リチウムイオン電池製造において決められた電流・電圧値・温度にて充電と放電を繰返す事により、リチウムイオン電池の質を決める最も重要な工程のひとつです。高精度な充放電検査機能と優れた安全性、そして省エネが同時に要求されます。SECIは独自の電気制御技術をベースに、先進の充放電検査装置を製造しています。

充放電検査装置で解ること

  • STEP1 電池に電気を貯める

    電池に電気を貯められるように初充電で化学変化を起こします。

  • STEP2 製造不良品を見つけ除外

    電流値・電圧値を精確に制御する事で製造不良品を見つけ除外します。

  • STEP3 電池の性能ランク分け

    できあがった電池の性能を調べ、ランク分けを行い仕分けをします。

充放電検査工程で装置内に設置されたリチウムイオン電池の構成素材であるセルに高精度で充電や放電を行う事によりそれぞれのセルでの電池の性能や安全性のデータを蓄積・解析する事ができます。その解析データに基づき出来上がったセルを分類する事により、より安全で高性能なリチウムイオン電池を市場に提供する事が可能となります。